【TOEFL iBT 大きく失敗しないための全体勉強法】スコア100までご案内

EyeCatch_TOEFL General Strategy to 100

TOEFLを受験する人って、受験することが決まったときからカウントダウンが始まるケースがほとんどだと思ってます。

留学しよう。提出書類はなんだろ。あっ、英語。。。そりゃ試験あるよな。

9月までに100点取らないと。留学できなくなっちゃう。

こうして、戦いがスタートするんです。

わたしも例にもれずそうでした。TOEFL 67からスタート。最終的には102点を取り、今は、アメリカの大学院で勉強してます。

本記事では、TOEFL全体でスコアメイクするときの全体戦略をお話します。各セクションの個別の勉強法に突っ込むと、長くなってしまうので、その辺りは、のちのち別記事で。

対象として、60点くらいからスタートして、100点を目指すケースを想定します。90点にも、問題なく適応できます。80点目標だと、少し進め方が変わってきますね。

ザクっと全体の流れを書いてしまうと。

  • まずは、リスニングに集中します。7から8割位の時間をかけ続けます。
  • リスニングのマテリアルで、リーディング力の向上が大きく見込めなくなったところで、リーディングセクションの勉強をスタート。
  • ライティング、スピーキングは、リーディングが目標スコアに近づいてきたら、スタートしましょう。リーディングの勉強時間をスライドします。

さて、もっと詳しく見ていきましょう。

目次

【リスニング】

TOEFLは、50%以上がリスニングです。

みなさん、もうTOEFLの問題構成は、把握してるでしょうか。

復習しておきましょう。ダミー問題はないと思って書きますね。

リーディング:3パッセージ
リスニンング:レクチャー形式(Lecture)3題、対話形式(Conversation):2題
スピーキング:独立形式(Independent)1題、複合形式(Integrated)3題
ライティング:複合形式(Integrated)1題、独立形式(Independent)1題

Integratedは、リスニングを聞いて(問題によってはリーディングも含まれます)、聞き取った内容の要点を話したり、書いたりすることが求められる問題形式です。

さて、リスニングが、含まれるセクションを比率を大雑把に見積もってみましょう。

リーディングセクション:  0パーセント
リスニングセクション: 100パーセント
スピーキングセクション:75パーセント(4問中、3問)
ライティングセクション:50パーセント(2問中、1問)

なんと、TOEFL全体で、56.25パーセント、半分以上です。リスニングの勉強を第一に優先しなければならないことは、すごく明らか。ですよね?

ちなみに、スピーキング、ライティングのIntegrated taskでは、リスニングで聞かれたことを答えます。聞き取れていないと、話すことない。書くことない!?ので、0点です。

実際は、それでもなんか言ってたら少しは点数もらえちゃうんですけどね。

ということで、リスニングができないとTOEFLで高得点100以上とかは、望み薄です。

TOEFLでの最重要技能は、リスニングです。

時間もかかりがちなので、初めから時間をかけましょう。

»【TOEFL iBT | リスニング】初心者向け。概要から例題、Tipsまで完全紹介

時間がかかるし。とにかく時間をかけるべし。

そして、リスニング力の向上には、たいていの場合時間がかかります

特に、私のように音の認識能力が弱い方は。1年とか、そういうスケールでかかります。

多くのケースでは、TOEFLの学習初期から、学習終了まで。リスニング、最も時間を投下しづけることになるでしょう。

自分も、80パーセント位がリスニングの学習時間でした。80、ですよ…。

勉強法については、別記事です。とにかく、リスニングが全体占める割合が大きく。そのくせ向上には時間がかかる、ということだけ覚えておいてください。

例外ケースについて少しだけ。

ちょこっと例外ケースについて話しておきます。

帰国子女の方などで、英語の音の認識にまったく問題がないケースです。こういった方は、逆に、文法や、抽象的な文章を読むリーディングの力の向上が必要になるケースが多いみたいです。

本記事の内容は、役に立たないと思います。

【リーディング】

スタートは、リスニングのマテリアルから。

もうちょっとだけ、リーディングの勉強の観点から、リスニングの勉強をごり押します。

TOEFLの勉強を始めて全体のスコアが60から70位だと、リーディングスコアは20ないと思います。

そうなると、リーディングセクションのパッセージって勉強するのが難しすぎるんです。

トータルスコアが70辺りで、リーディングセクションのスコアが20に近づいてきたら、Delta’s key to the TOEFL iBTを使っていけます。

»【TOEFL iBTおすすめ参考書|必携7(+1)冊】67から100 overまでの経験を元にして紹介します

なので、学習初期にはリーディングのマテリアルは効率的じゃないんです。

そんなとき、リスニングのレクチャーはリーディングセクションの助走勉強としての、イイ素材になります。

  • トピックは、リーディングもリスニングも変わらない。
  • 話し言葉なので、複雑な構文が出てこない。
  • 音声がある。

いろんなメリットがありますね。

初めのうちはリーディングの勉強もリスニング勉強の中に組み込んでしまいましょう。学習時間の分散も防ぐことができるのも、メリットです

リスニングのマテリアルを読んだときに、日本語を介さず意味が入ってくるようになれば、リーディングの点数も、悪くても20近辺に達しているはずです。

リスニングマテリアルは、音声付きのやさしいリーディング教材ですよ。

»【TOEFL iBT リーディング|設問タイプ分析】解き方実演します。

文法も早めにつぶしておきましょう。

文法に自信がない人は、文法にも取り組んでおきましょう。

大学受験で、ちゃんとやっていた方はやる必要ないです。高校の範囲の文法で必要な知識は網羅されてます。

文法知識がおぼつかないと、後々リーディング、ライティングの伸びが頭打ちになります

»英文法はいらない?英文法は、英語学習の効率を高めてくれる味方です。

素材は、大学受験用、TOEIC用、英検用、なんでもオーケーです。数は少ないですが、TOEFL ITP用の本を使うのもアリかもしれません。有名なEnglish Grammar in Useでもいいでしょう。

リーディングの本格開始は、リスニングマテリアルが簡単になったとき。

リスニングのマテリアルを読んだとき、得られるものがなくなってきたら、それがリーディングのマテリアルを使って勉強を開始するときです。

こっからは、リーディングとリスニングは、分けて勉強していきましょう

といっても、TOEFLのスコアメイク上、もっとも大切な能力がリスニングであるのは、忘れずに。リスニングに、多くの時間を投下しづつけるのは、リーディングの勉強をはじめても変わらずです。

【ライティング】

リーディングの学習を始める辺りで、ライティングの練習を少しだけ行いましょう。

次のことを、やっておきたいです。

  • Integrated taskの問題の形式になれる
  • Integrated taskをテンプレートを使って、2、3回分時間を測って書いてみる。
  • Independent taskを2、3回分時間を測って書いてみる。

ライティングの勉強を本格的に開始するのは、リーディングの勉強が進み、リーディングの勉強時間を短くできるようになったときでオーケーです。

空いた時間ををライティングやスピーキングに学習にあてていきます。

次は、Integrated taskと、Independent taskに対して、もうちょっと、くわしく説明していきます。

統合問題(Integrated task)は、荒い型をまず抑える。

ライティングの半分、Integrated taskです。超パターン化されてますので、パターンだけは学んでしまいましょう。(詳細は、ライティング用の記事で紹介します。)

パターンは、2、3問取り組んでみればすぐにわかります。

  • リーディングの主張にレクチャーは否定の意見。
  • 大きなポイントは3つ。
  • 問題文のディレクションは、毎回ほぼ同じ。

つまり、毎回毎回ほぼ同じ構成でかけます。

固まった構成に、リーディングで読んだ内容と、リスニングで聞き取った内容を当てはめていくだけ。ライティングセクションにある、リスニング問題です。

テンプレを使って、数回書いておけば、リスニングの力が上がると点数は勝手についてきます。

時間はかけずにリスニングに集中です

独立問題(Independent task)は、ある程度の長期継続。

Independentは、もう少し長期的に取り組む必要があります。

自分の目標とするスコアメイクを考えてみて、リーディングの勉強に時間をかける必要がなってきたとき。その空き時間でライティング(スピーキングも)の勉強を取り入れていくのがいいです

100点をねらうのであれば、リーディングセクションの点数が25を超えて安定するまでは、時間をかけなくていいと思います。

文法に自信がない方は、ライティングを本格開始する前に、文法の学習を終えておきましょう

勉強法としては、次のことをやるといいでしょう。

  • とにかく時間を測って、分量を書けるようになる。(400ワードは行きたい)
  • 良質な模範解答を覚えてしまう。

この時、以下の点には、注意しておきたいです

  • テンプレは、どうでもいい。日本語で言うならこう書くよなという流れで書けばオーケー。というか、その方がよい。
  • 書いた後に、文法チェックを行う。たいてい、同じミスを繰り返しがちなので。
  • 書いた内容が、お題の答えになっているかの確認も行う。

勉強用の素材を紹介します。

参考書は、四軒屋先生のTOEFLテスト集中攻略ライティングをおしておきます。

練習問題の素材としては、ETSのThe Official Guide to the TOEFL Test、Official TestのVol.1Vol.2がいいです。

ETS系マテリアルの注意点として、Integrated taskの解答例はテンプレ化してないので、使いづらいです。Integrated taskの解答例は、あくまで何を解答に含めるべきかのポイント確認用に使いましょう。

それでも、問題が足りないときは、中国系のTPOでもいいです。韓国系、中国系問題集を使うのもありです。

»【TOEFL iBTおすすめ参考書|必携7(+1)冊】67から100 overまでの経験を元にして紹介します

【スピーキング】

スピーキングセクションは、予想のとおり、ぼくたち日本人にとっては鬼門です。

スコアリングのシステムを知っておこう。

まず、スピーキングのスコアリングシステムを知っておきましょう。

といっても、新形式TOEFL iBTのスコアリングについては、公式情報がないので旧形式のTOEFLの情報にもとづいたお話です。

  • 各問題ごとに一人の採点官が1、2、3、4点いずれかの点をつける。
  • 合計点、割る問題数で平均点(Rubric mean)を算出。
  • 換算表を元に、30点満点の点数へ換算。

シンプルですね。んで、換算表が下記です。

Rubric mean Scaled score
4.00 30
3.83 29
3.66 28
3.5 27
3.33 26
3.16 24
3.00 23
2.83 22
2.66 20
2.50 19
2.33 18
2.16 17
2.00 15
1.83 14
1.66 13
1.5 11
1.33 10
1.16 9
1.00 8

この換算表は、以前にETSが公表していたものです。(旧形式では、スピーキングの問題が6問あったので、Rubric meanの値として、新形式の4問ではありえない値になってます。)

ここで考えてみてほしいのが、各問題に対しては、1点から4点の4段階のスケールで評価されてるということです。

あなたが採点官であることを想像して、1点や4点をどのくらいつけるでしょう。最低点や最高点です。

「これは、満点でしょ。」とか、「これは、ダメでしょ。」とか、もうハッキリした時しかつけません。よね?

これは、実際のスコア分布にも反映されてます。オール2の15点だとパーセンタイル8パーセント(15点だと、下から8パーセントです)、オール3で一問だけ4点の24だとパーセンタイル80です(つまり上位20パーセントにはいれます)。データ元:Manhattan Review

全受験生の72パーセントが15から23に収まっちゃうってことですね。

このデータは、日本のデータじゃなので、日本の受験者に限定して統計とったら、85から90パーセント位になるんじゃないかと思います。

15から23までは、割とコスパのいいセクションです。

さて、全受験生の72パーセントがスコア15から23に収まるここから何が言えるでしょう。

  • 24にするには(どれかの問題で4点満点を取るには)、壁があります。
  • 15~23の間は、比較的スコアが伸ばしやすいです。

ちなみに、私のスピーキングスコアは。。。22です。留学中の今、受けてみても24に乗らないんじゃないかなぁと思ってます。

15から23の間は、割とスピーキングの勉強はコスパがいいんですが、23以上を目指すとなると急にコスパが悪くなります

どれだけスピーキングセクションに時間をかけますか?

月並みな結論。22、23辺りを狙っていくのが現実的なスコア戦略になります。

とはいえ、23以上を目指さないといけないケースもあります。

でも、例外があります。

大学によっては、セクションごとに点数を指定しているケースがあるんです。

たとえば、

スピーキングセクションに高いスコアを要求するプログラムを受ける人は、早い段階から、それを考慮して全体の学習を進めましょう。

ちょっと蛇足を。

トータルでの要求スコアの最高峰は、Harvard business school の109とかなわけです。

でも、これだとReading: 29 Listening: 29, Speaking: 23. Writing 28とかでも達成できちゃいます。というか、実際にこんな感じのスコア分布の人が多いです。

それくらいスピーキング24って大変です。

ですので、行きたい大学の要求スコアは、早めに調べておきましょう。

この辺りに関しては、ホントにRequirement満たさなきゃいけないの?って話もあるんですが。今は、必ず越えなければいけないと思っておきましょう。

勉強自体は、毎日少しずつ継続しましょう。

スピーキングの学習は、基本、ライティングと同じタイミングで始めるのがいいと考えてます。

リーディングスコアが目標スコアに近づき、リーディングの勉強時間を減らせるようになったタイミングです。

スピーキングは、ライティングのIntegrated taskと違い、Integrated taskでも決まり切ったパターンがありません。あっても、レクチャー系の問題で、具体例は2つが多い、比較・対比がよく用いられるとか、そんなものです。

スピーキングは、練習するのにそんなに時間がかからないのが不幸中の幸いです。

23(各設問に対して3点の素点)を目指すケースでは、求められているレベルもそんなに高くないです。

抑えるべきポイントはそんなに多くなくて、

  • 設問で問われている内容を話しましょう。
    • Independent taskでは、自分の意見。
    • Integrated taskでは、聴いた内容。
    • テンプレ部分は点数には、なりません。
  • 難しい表現、構文を使う必要はありません。使えるなら、使った方がいいのはもちろんです。
  • ワード数はそれなりに稼ぎましょう。Indpendentは80語位、Integratedは100語位。
  • できるだけ録音して、書き起こしましょう。

上記を守って、頻度を高く(できれば毎日)練習すれば。22、23は、見えてきます

スピーキングで、高いスコアが求められている場合も。23に達するまでは、やることは同じです。

自分のスピーキングスコアがあれなので、これより上のスコアについては多くを語れません、

ただ、セクションごとの優先順位は、スピーキングを優先してくださいね。

基本の流れのまとめ

今から始めるみなさん、とにかく参考書を一冊買って学習をスタートしましょう。学習法を修正していくのは、始めてからでもできますよ。

»【TOEFL iBTおすすめ参考書|必携7(+1)冊】67から100 overまでの経験を元にして紹介します

  • リスニング素材を使って、リーディングとリスニングを開始。
  • リスニング素材から学ぶことがなくなったら、リーディング素材の使用を開始。
  • 徐々にリーディングの時間を、ライティングとスピーキングにスライドする。

上記が基本のながれです。長い戦いになるかもしれませんが。頑張りましょう。

ご質問などありましたら、お問い合わせから気楽にどうぞ。

 

にっくよし
社会人を経験後、アメリカのテキサス州で電子工学を専攻してます(博士課程)。

少しでも留学者(道連れとも呼びます)を増やすために、TOEFLスコアアップ法を紹介します。
まずは、交換留学に、次に正規留学に。
社会人から留学へ。
こんな方、増えるといいな。

国立理系大学→電気メーカー研究所→アメリカで博士学生

ご感想やご意見は、お気軽に問い合わせまで。

道連れ希望者も、そうでない方もウェルカムです。
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる