海外在住者、日本のアマゾンにキンドル版がない時の対処法。自炊・スキャン業者を活用しよう。

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今回は、海外在住者の方に向けた記事になります。

海外に住んでる皆さん、日本の本を読みたい、日本語本じゃないと入手できない情報があるとなったときにどうしてますか?

インターネット全盛の時代です、日本のアマゾンから電子書籍を購入、紙の書籍を購入して、送付してもらうなどの方法がすぐ思いつきますね。

電子書籍以外にも、私の住んでるテキサスの都市では、紀伊国屋が進出しています。有名どころの本は、実際に手に取って購入できるのでありがたい限りです。(いま調べたら、アメリカに15店舗あるようですね。今日は、2020年7月7日。)ただ、価格が…。日本の店舗で洋書価格を見た時と同じ気分味わえます。ひょっとしたら、日本の書籍相場を知ってる分、もっと抵抗強いかも。

キンドル本は、有名どころの本でないと用意されてないこともありますし、紀伊国屋での書籍購入はもっと有名どころのの本に限られます。また、特に参考書などは、紙面のフォーマットが固定されてる方が好きって方もいると思います。自分も、キンドルで数学の電子書籍を購入した時は、悲惨な目にあいました。

ですが、日本語の紙の書籍を手に入れるには、オンラインで購入するにしても、家族に送ってもらうにしても、書籍の送付が必要となり、時間もお金もかかってしまいます。

そんなとき、自分は、自炊業者を活用してます。

通常、書籍を電子ファイル化してお片付けや、ミニマリスト化するのに一役買ってくれる自炊業者さん。

実は海外在住者の私たちの見方にもなってくれるんです。

アマゾン、ヤフオク、メルカリなどから自炊業者さんへ、直接、書籍を送付すれば電子ファイル化されたファイルを入手することができちゃいます。

つまり、海外にいても、キンドル版がなくても、日本の本が読めちゃうわけです。日本の本に飢えている海外在住者の皆さん、ぜひとも利用してはいかがでしょうか。

日本語版のキンドル、電子書籍がない、
日本のアマゾン(オンライン書店)から自炊業者(スキャン業者)さんへ本を送付して、電子ファイルを入手できる。
目次

自炊業者さんの比較

おすすめの自炊業者さんも、合わせて紹介しますね。比較表、作ってみました。どうでしょう??

  基本料金 ページ数制限 ページ数超過時 基本納期 特急料金 特急納期 表紙スキャン ファイル名に書籍名 OCR処理 備考
スキャンピー 80円 300ページ 200ページ毎に+80円 9営業日 +100円 2営業日 無料 無料

80円

おまかせ便(カラースキャンを自動判別など)があり便利
未来ブック 300円 無制限 7営業日 300円 2営業日 応相談 10円ページごと 書類、切り抜き対応あり
電子書籍サービス24HR 310円 500ページ 500ページ毎に1冊分 30営業日 580円 24時間納品 無料 無料 無料
snap book 100円 350ページ 200ページ毎に1冊分 3営業日 +100円 2営業日 100円 50円 100円
漫画スキャン王 80円 400ページ 100ページ毎に1冊分 25日以内 +300円 3日 無料 無料 特急オプション複数あり。
BOOKSCAN 100円 350ページ 200ページ毎に1冊分 4週間 オプションなし 50円 100円 電子書籍端末ごとのチューニングサービスあり(無料)。大量発注向き。
本スキャン

200円

300ページ 200ページ毎に1冊分 1週間以内 100円 1営業日 50円 50円 100円 端末ごとの表示最適化(70円)。5営業日特急オプションあり。
電̻̻シカ君 100円 350ページ 200ページ毎に1冊分 11営業日 200円(プラス100円) 2営業日 180円
自炊倶楽部 300円 200ページ 100ページ後に100円 2営業日 –  –  無料 無料 無料
Jet-Scan 200円 250ページ 100ページ毎に100円 30営業日 +300円 2営業日 無料 無料

100円

書籍以外の紙媒体も対応、複数特急オプションあり

*2020年7月10日時点の情報になります。現在、情報が変更されている可能性がありますので、最終的には、自分でご確認ください。

私は、スキャンピーさんにお世話になってます。価格や納期など含めトータルバランスが良いな、と思って使い始めました。

もう、かれこれ10回近く利用していますが、不都合があったことはありませんし、いつも丁寧に対応していただいてますよ。

利用方法のながれ(スキャンピーさん)

どこの自炊業者さんも、おm流れなので、私がいつも利用しているスキャンピーさんを例にとって説明します。

スキャンピーさんのホームページに行っていただき、「ご注文はこちらから」をクリックすると、次の画面が出てきます。もう、説明してくれてますね…。

引用元:スキャンピーさんのホームページより

もちろん、この通りなのですが、省略できるステップもありますので、もう少し詳しく手順を説明します。
  1. 注文フォームに、住所氏名などを入力。
    この時に、「オンライン書店で購入される本の電子書籍化」を選びます。
    自分は、めんどくさいので、おまかせ便をいつもつけてしまっています。
  2. スキャンピーさんから、受注完了のメールが届きます。メール内に、本の送付先が記載されています。
  3. オンライン書店で本を購入します、送付住所は、メール内に記載されている住所にするのを忘れずに。
  4. 本の冊数、書籍名などの情報を記載して、2のメールに返信
  5. スキャン完了のメールが、入金のお願いと一緒に届きます。
  6. 入金後、スキャンデータのアップロード先URLと、ダウンロードキーが記載されたメールが届きます。
  7. あとは、書籍をダウンロードして完了です。
    *お急ぎ便の場合は、納期短縮のために、スキャンデータのアップロード先URLなど書籍のダウンロードに必要な情報が、4のメールに記載されています。
はじめの一回は、少しめんどうくさく感じるかもしれませんが、慣れちゃえば、そんなに手間じゃないです。
自分は、2回目以降は、フライングで、オンライン書店で購入してから、スキャンピーさんにスキャンの申し込みをしてます。
注文フォームに、購入済みで書籍送付済みであること、書籍名を記載すれば、1と4の作業をまとめることができてスムーズですよ。

ファイルサイズはどのくらい?

参考までに、私が過去にスキャンをお願いした本のpdfファイルのサイズを記載しておきます。
  • A5サイズ書籍 230ページ 38Mbyte
  • A5サイズ書籍 290ページ 54Mbyte
でした。2冊だけ紹介しますが、その10倍以上はスキャンしていただいてます。
 
ScanSnap iX500で、自分で書籍の電子化もするんですが、iX500で作成したpdfファイルより、だいぶ軽めですね。(私のスキャン設定ではですよ。)
でも、読むのには、まったく支障ありません。
拡大しても余裕です。
こんな感じ。

まとめ

海外からでも、日本語本を入手できる方法として、自炊業者さんの活用を紹介させていただきました。キンドル版がない本でも、pdfファイルを入手できますし、アマゾンマーケットプレイスで1円で売ってる本とかだと、紹介の方法の方がキンドルよりも安いこともあります。

電子ファイルは、オンラインストレージと、Calibreなどの書籍管理ソフトを使えば、便利に管理できますよ。

私も、これからも利用していくつもりです。

にっくよし
社会人を経験後、アメリカのテキサス州で電子工学を専攻してます(博士課程)。

少しでも留学者(道連れとも呼びます)を増やすために、TOEFLスコアアップ法を紹介します。
まずは、交換留学に、次に正規留学に。
社会人から留学へ。
こんな方、増えるといいな。

国立理系大学→電気メーカー研究所→アメリカで博士学生

ご感想やご意見は、お気軽に問い合わせまで。

道連れ希望者も、そうでない方もウェルカムです。
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